実写版【進撃の巨人】は2015年に前後編の2部作で公開されました！基本的な設定は漫画と変わりません。漫画では海外の要素が強いですが、実写版では設定などが日本風にアレンジされています。まず最初にあらすじを前後編ごとに紹介します！

人類は100年以上前に巨人に襲われ、壁の中で暮らしていました。主人公のエレンは壁の外を見たいと思います。幼馴染のミカサとアルミンを連れて壁へ向かうと、巨人が襲撃してきて壁が壊されました。2年後に壁の修復チームへ入ったエレンは、巨人に食べられます。死亡したと思われたエレンですが、巨人の腹の中で「駆逐してやる」と感情がたかぶった瞬間に巨人化し、他の巨人を死亡させました。

後編はエレンが拘束されているところから始まります。上官が巨人化したエレンを、反乱分子ではないかと疑っているからです。処刑されそうになった時、鎧の巨人が現れエレンを連れ去ります。連れ去られた先で、巨人は政府が軍事目的で作った、人間が暴走したものだと明らかに。大型巨人の妨害を受けながら、エレンが巨人化の力で壁の修復に成功します。エレン達は初めて壁の外を見ることかできたのでした。

【進撃の巨人】の濃いキャラクター陣の中で、強烈な個性をもつハンジは、石原さとみの普段の役柄からは想像できないでしょう。石原さとみとはどんな人物なのか、その経歴を振り返っていきます。

石原さとみは第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ピュアガール2002」の、グランプリ受賞をきっかけにデビューしました。身長は157cmで、誕生日はなんと12月24日のクリスマスイブです。ドラマや映画はもちろん、舞台にも出演する演技派女優です。石原さとみと言えば、恋愛ドラマでかわいいヒロインの役どころが多いでしょう。最近では「アンサングシンデレラ」で仕事熱心な薬剤師も演じています。

清純派女優として大人気の石原さとみですが、メイクはなんとセルフです！お芝居に関する仕事は、セルフメイクで役柄の研究をするほど努力家な一面もあるそうです。自分の顔を知り尽くしているからこそ、かわいい顔とかわいい演技ができるのでしょう。

プライベートでは大の旅行好きで、仕事の合間を縫って海外へ出かけています。2020年10月には一般男性との結婚が発表され、ファンの間では"さとみロス"で騒然となりました。

【進撃の巨人】の実写映画は、展開が早く仲間が次々と死亡します。殺伐としたシーンも多い中、石原さとみの演技が唯一の笑う要素と言えるでしょう。巨人の研究者として、時に変態的な言動をとるハンジを見事に演じています。特にハンジの口癖として「こんなのはじめてー！」と叫ぶシーンが見どころです。窮地に追い込まれた緊迫のシーンも、この一言でクスリと笑えてしまうから不思議です。

実写版【進撃の巨人】は全体的に酷評を受けています。漫画とはストーリーが違うので否定的なファンが多いようです。しかし石原さとみはなぜか高評価です！ハンジの狂気ぶりと、石原さとみ本来のかわいい一面がファンに受け入れられています。

ストーリーに違和感を感じていたら、違和感なく演じている石原さとみが高評価なのも分かります。実写版後編で、ハンジが爆弾に巻き込まれるシーンがあります。死亡していたら笑いどころがなくなってしまう！と思うかもしれませんが、再び登場して安心します。石原さとみの演技をもっと見たい！と画面に釘付けになったファンも多いでしょう。

【進撃の巨人】の重たいストーリの合間に、笑いを与えてくれるハンジは、普段の石原さとみからは想像できない、見事な絶叫ぶりで演じています。ファンからの評価が高いのも納得です。石原さとみのハンジは本当にハマリ役なので、ぜひ一度見てみてください！