映画「魔女の宅急便」
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91wy9JRCWXL.jpg
「魔女の宅急便」／宮崎駿監督
スタジオジブリの代表作品と言っても過言ではない名作「魔女の宅急便」
魔女の宅急便はなんと1989年7月29日に公開された作品なんですよ！公開されてから月日は流れていますが今観ても楽しめる作品になっています。
そして、映画で描かれる魔女の宅急便の魅力と言えばなんといっても美しくおしゃれな街並み。
魔女の宅急便の背景は、魔女の宅急便の制作スタッフや、宮崎駿監督が実際に行った海外風景を参考に背景が描かれているんだそうですよ。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51VyL8TlXKL._SL1000_.jpg
映画「魔女の宅急便」には原作本がある？！原作者は誰？
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71Cjci9aL%2BL.jpg
スタジオジブリの作品として知られている魔女の宅急便には、なんと原作本が存在したのです！「魔女の宅急便」の原作本は児童書となっています。
では魔女の宅急便の原作者は一体誰なのか、原作者の名前を知っておきましょう！
原作者／角野栄子さん
「魔女の宅急便」の原作者は角野栄子さんです。「魔女の宅急便」の原作者はスタジオジブリの監督である宮崎駿さんだと思っていた方も多いのではないでしょうか？
原作者の角野栄子さんによる「魔女の宅急便」第1巻は1985年1月25日に発売されました。そして最終巻となる第6巻は2009年10月7日に発売されています。
原作者の角野栄子さんによる「魔女の宅急便」は、約24年も続いた超大作なんですね。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51gNPL2Zk9L.jpg
原作者角野栄子さんによる原作本「魔女の宅急便」のあらすじ
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71ik8Wf-i9L.jpg
「魔女の宅急便」原作本は第6巻までと特別編の二つが発売されているのですが、映画「魔女の宅急便」は原作本の第1巻の前半を中心に制作されているんだそうです。
なので原作本の魔女の宅急便の最初のあらすじだけ見てみると、映画の魔女の宅急便とはほとんど違いがありません。なのではじまりのあらすじは、原作本も映画も共通です。
魔女と人間の間に生まれた女の子キキが魔女の修業に旅立っていくという始まりでスタートする魔女の宅急便。
魔女になるには13歳の満月の夜に一人で違う町に旅立たないといけないという決まり事があるのです。
両親や友人に見送られながら満月の夜にジジと共に出発するキキ。ここからキキの物語がはじまります。
旅立ったキキが見つけた町の名前は、コリコ。この町でキキは、パン屋さんを営んでいる優しい夫婦の家に出会い居候させてもらえる事になります。そこでキキは、ほうきで空を飛んで配達をする「宅急便」の仕事を始める事となります。
宅急便という仕事を通して出会う人々や、友人として出会う人々。そして数多くある経験からキキはどんな風に成長していくのでしょうか…。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81T5PiAqS1L.jpg
今回はスタジオジブリ「魔女の宅急便」と原作本「魔女の宅急便」の違いを比較して解説します！
原作本の第1巻の前半を中心に制作されている映画「魔女の宅急便」。
原作本は第6巻まであるという事で、原作と映画の違いについて注目が集まっているようです。
という事で、今回ご紹介するのは魔女の宅急便の原作本とスタジオジブリの映画の違いについてのネタバレです。映画では描かれていないキキのその後のあらすじについても少し触れていきたいと思います。
ネタバレ注意！映画「魔女の宅急便」の原作本との違い キキ編
魔女の宅急便の原作の画像からも、キキの髪型はロングヘアという事がお分かりいただけるかと思います。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71Cjci9aL%2BL.jpg
このように、原作にキキの髪型はロングヘアだったのです。
スタジオジブリのアニメとして製作されることが決まってからも原作のキキの通りロングヘアーにするといった方向で進められていたのですが、作画が難しくなってしまうといった理由からロングヘアーにする事が出来なかったようです。
ロングヘアー以外に色んな髪型が検討された結果、映画でお馴染みのショートヘアーに決定されたそうです。
ネタバレ注意！映画「魔女の宅急便」の原作本との違い ジジ編
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81tpsSQNwhL._SL1500_.jpg
次に魔女の宅急便のジジの原作本との違いについてご紹介いたします。
映画の魔女の宅急便の途中でキキがスランプに陥ってしまう場面があります。そのスランプとは「ほうきで空を飛ぶことが出来なくなる」というもの。
落ち込むキキですが、なんとキキはジジと会話する事も出来なくなってしまうのです。
いつも言葉として聞こえていたジジの声が普通の猫の鳴き声としてキキに聞こえてしまうといったシーンがあります。
ですが原作の魔女の宅急便には、ジジの言葉がわからなくなってしまうシーンは一切出てこないのです。
映画では最後までキキはジジの言葉がわからないまま終わってしまいます。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41flDbFMt3L.jpg
ネタバレ注意！映画「魔女の宅急便」の原作本との違い とんぼ編
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51LfKu0Bi8L.jpg
とんぼの原作との違い、まずは名前からです。「とんぼ」という名前ですが、こちらは原作の方の名前。
スタジオジブリによる映画の魔女の宅急便は「トンボ」とカタカナ表記になっています。
そして、とんぼの最大の違いといえば彼の性格についてです。
スタジオジブリによって描かれているとんぼは、先ほどもお伝えした通りいつも元気で友達が多く明るい、といったイメージのあるキャラクターでした。
ですが原作で描かれているとんぼの姿は、スタジオジブリによって描かれているとんぼとほぼ正反対のようなキャラクターだったのです。なんと気の弱そうな少年という設定がされていました。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51xq-nDNVxL.jpg
まだまだあります！映画「魔女の宅急便」の原作本との違い
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51QNFcDwoGL.jpg
スタジオジブリの映画でお馴染みのラストシーン、飛行船にぶら下がるとんぼをキキが助けるシーン。こちらのシーンはスタジオジブリの完全オリジナルシーンとなっているので原作本では描かれていません。
このシーンでは、スランプに陥ってしまい空を飛べなくなってしまったキキがおじさんに借りたデッキブラシをなんとか操作して飛び、とんぼの救出に向かうのですが、デッキブラシでキキが空を飛ぶというシーンもスタジオジブリの完全オリジナルシーンとなっているようです。
原作本「魔女の宅急便」でのキキはなんと１０歳から３５歳になった姿まで描かれているのでかなり壮大なストーリー展開となっています。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71dcdVxBSwL.jpg
スタジオジブリ「魔女の宅急便」では描かれない物語のあらすじをネタバレ解説！
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51llvW0y9AL.jpg
最後に、スタジオジブリ映画の「魔女の宅急便」では描かれていない物語のあらすじについて少しだけネタバレ解説していきたいと思います。
映画でキキが交流して仲良しになる友人として「とんぼ」が登場しましたが、なんと原作本でのキキととんぼの二人は恋をするのです！
原作本では、なかなか会えなくなってしまった二人が会えない時間に好きの気持ちを募らせている姿が描かれているようです。どうやら遠距離恋愛になってしまうようですね。
キキととんぼの恋の結末が気になる方は是非原作本の方をチェックしてみて下さい！
スタジオジブリ「魔女の宅急便」と角野栄子さんによる原作の違いについてのネタバレ まとめ
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Sl8VGaO%2BL.jpg
角野栄子さんによる原作の「魔女の宅急便」も、スタジオジブリ映画の「魔女の宅急便」。それぞれストーリーの違いはありますが、どちらもファンの心に残り続ける魅力あふれる作品となっています。
そして映画の「魔女の宅急便」は今から約20年ほど前に公開された作品なので、視聴したのがもう10年以上前になるという方も多いのではないでしょうか？
子供から大人まで、誰が何度観ても面白く楽しめる作品となっている魔女の宅急便。
最後に観てから時間があいているという方はもう一度観てみるとまた違った面白さに気が付くかもしれませんよ。
